公開日:2023/2/22(水)
近年、国家資格の「ITパスポート試験」を活用した人材育成が急速に広がっています。現在応募者の8割が社会人と言われており、多数の企業で全社員のIT基礎力の向上に活用されています。ITパスポート試験はCBTによる2時間の試験で、首都圏では多くの会場でほぼ毎日2回~3回開催されており、受験のハードルもさほど高くはありません。
ITパスポート試験は経営戦略、マーケティング、経営全般に関する知識から、セキュリティ、ネットワークなどのITの知識、プロジェクトマネジメントの知識など幅広い分野の総合的知識を問う試験であり、こうした知識を身につけることで社員一人ひとりのIT力が向上し、さまざまな効果が期待できます。またITパスポート試験の取得をリスキリングの足がかりとして利用し、当資格を取得した社員から新たなビジネスのアイデアや創造・価値が生まれ、企業の活性化へとつなげるという効果も期待できると思います。
近年にみられる受験者の増加傾向は、多くの企業においてDX推進が実施される中で、デジタル人材育成の一環としてITパスポート試験の取得を利用する企業が、業種問わず増えているという表れです。
朝日新聞社 | 全社的にデジタル化を推進しており、対応力を高めるために全社員を対象にITパスポートの取得を推奨、支援 |
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株式会社NTTドコモ | 全社員が対象となる資格取得奨励制度の一つにITパスポート試験を設定 |
株式会社大林組 | 「デジタルを作る人材」だけでなく、「デジタルを使う人材」も含めた両輪の育成でITパスポート試験を活用 |
株式会社オリエントコーポレーション | 金融ビジネスにITは必要不可欠とし、全社員のITリテラシー向上にITパスポート試験を活用 |
協和キリン株式会社 | デジタル、データ活用を推し進める人材育成の一環として、ITパスポート試験を活用 |
そうした中、本試験の合格率は55%前後まで伸びており、各企業では取得推奨だけでなくさまざまな学習支援を提供しています。
ネットラーニングでは【ITパスポート試験 合格総合対策eラーニングコース】を提供しており、社員が試験に合格する実力を身につけるサポートを行っています。
「ITパスポート試験」に出題される各ジャンルで必要な知識を学習し、豊富な過去問題による演習を行うことによって、試験の合格に必要な知識・実力を獲得します。
「演習テスト」コースでは、精選された過去問題・予想問題を繰り返し解くことにより合格する実力をつけます。
また本試験と同じ時間内で解答し実践的な感覚を身につけることができる「模擬テスト」で実際の試験の感覚をつかみながら、実力判定することができます。
CBT試験と親和性が高いeラーニングの利用について、より詳しく知りたい方はこちらからぜひお問い合わせください。
編集後記:なお、昨年はなんとITパスポート試験の公式LINEスタンプまで登場していました! ちょっと欲しいかも…。