【午前】 今回も、前回までと同じく、過去問題や類題を数多く出題していましたが、 基本情報の原点に立ち返った問題が増えている点は最近の出題傾向と異なっていました。 過去4回の出題傾向から「ヤマを張って」受験した方には不意をつかれた結果となったかも知れません。 また,上位試験で出題した問題を取り入れたり、問1にアルゴリズムを出題するなど、 新しい出題タイプもいくつか試していました。 午前全体の得点のしやすさレベルとしては、平年より「やや難」といえます。 【午後】 問1が基本データ構造(リスト)、問2が擬似言語(配列)、問3がシステムの稼働率計算、 問4が擬似言語(ヒープ)、問5がプログラム設計(ファイル編集プログラム)と、 午前同様に基本情報の原点の知識を問う出題となりました。難易度は「やや難」でしょう。 ソフトウェア開発技術者試験での設問に近いレベルのものも見受けられました。 解答時の時間配分の優劣が、かなり合否に影響する出題となりました。 反面、プログラミング言語は、各言語とも例年とほぼ同じでした。 午後全体の得点のしやすさレベルとしては「平年並」ですが、理数系の方にやや有利といえます。 【サマリーシート】 初受験の方より、平成14年秋以前の過去問題を学習した経験がある リピート受験の方がやや有利だったのではないでしょうか。 今回の試験で合格した方は、基本をしっかり押さえて着実に学習した成果 =会心のゴールと考えていただいてよいでしょう。
■ 出題傾向分析と解答解説は
問番号
解答例
問 1
問 41
問 2
問 42
問 3
問 43
問 4
問 44
問 5
問 45
問 6
問 46
問 7
問 47
問 8
問 48
問 9
問 49
問 10
問 50
問 11
問 51
問 12
問 52
問 13
問 53
問 14
問 54
問 15
問 55
イ
問 16
ウ
問 56
問 17
問 57
問 18
問 58
問 19
問 59
問 20
問 60
問 21
問 61
問 22
問 62
問 23
問 63
問 24
問 64
問 25
問 65
問 26
問 66
問 27
問 67
問 28
問 68
問 29
問 69
問 30
問 70
問 31
問 71
問 32
問 72
問 33
問 73
問 34
問 74
問 35
問 75
問 36
問 76
問 37
問 77
問 38
問 78
問 39
問 79
問 40
問 80