NetLearning in News ~掲載記事一覧~

DODA  2003年4月23日号D-PRESS Vol.110
ネット教育・研修事業のネットラーニングが
IT技術者の能力判定システムを開発 (P10)

インターネットを使った教育・研修事業の株式会社ネットラーニング(本社・東京都新宿区)がIT技術者の能力を判定するシステムを開発。この4月から1人3000円でサービスをスタートさせ、年間売り上げ1億円を目指す。

このサービスは、契約した企業のIT技術者にインターネットを通じてプログラミングやコンピュータの知識などについてテストを実施し、正答率に応じて三段階に分ける。契約企業内の技術者の水準を把握できるというものだ。

契約企業には技術者のレベルに合わせて、今後の育成プランを提案。中途採用などの際、これまでの職務経歴や面接だけでなく「テストによる客観的なデータで質の高い人材の確保につなげられる」(ネットラーニング・岸田社長)という。

IT技術社は資格制度などが確立されておらず、技術のレベルを見ることが難しかった。そんな中、このシステムの活用でより質の高いIT技術者の人材確保につながるものと、情報通信業界において期待も大きい。

今回は全12分野でのテストを開発し、各テストにおける問題数は30問、制限時間は30分。提供価格は1テスト1人あたり3000円で、初年度売り上げとして1億円を目標としている。

そんな同社では、自社の中途採用も積極的に実施。現在募集しているのは「企画営業」と「eラーニングコンテンツ開発」の2職種。ともに未経験者にも広く門戸を開き、何よりもやる気のある人材を求めているという。