NetLearning in News ~掲載記事一覧~

日本経済新聞  2004年(平成16年)6月28日
ネットラーニング、サーバーを他社に開放 (9面)

  インターネットを使った研修事業のネットラーニング(東京・新宿、岸田徹社長) は7月から自社サーバーを他社に有償で開放する。インターネットを使って学習する eラーニングの市場が多様化すると判断。同市場に参入する教育事業会社などが同社 のサーバー経由で顧客に学習コンテンツ(情報の内容)を送信できるようにする。
  顧客企業となる教育事業会社や出版社、専門学校がネットラーニングにコンテンツ を送信。学習する個人・企業・団体がネットラーニングのサイトからコンテンツを呼 び出す仕組み。顧客企業は設備投資をする必要がなく、少ない負担でeラーニングに 参入できる。ネットラーニングは手数料を受け取る。初年度は10―20社程度の利用を 見込む。
  eラーニングはこれまで主に企業の研修用として普及してきたが、最近は個人利用 者が増えている。ネットラーニングはサーバー開放により、自社のサイトをeラーニ ングの総合サイトに育てたい考えだ。