NetLearning in News ~掲載記事一覧~

日経産業新聞  2001年(平成13年)10月09日 21面

TOEIC ネットで受験対策
ネットラーニング ASPで講座


インターネット研修のネットラーニング(東京、岸田徹社長、03・5338・7411)は、英語能力テスト「TOEIC」の受験対策講座を始めた。企業の社内研修向けにアプリケーション・サービス・プロバイダー(ASP)方式で提供する。同社はこれまで、情報技術(IT)関連の資格講座を手がけてきた。新講座開設で新たな需要を掘り起こす。

TOEIC講座の受講料は1人当たり九千八百―二万八千円。来年春までに順次、受講者のレベル別に講座数を増やす。

受講者はネット接続可能なパソコンから指定のホームページに接続して講座を利用する。六カ月間、時間や場所を選ばず何度でも受講できる。講座の中の試験を受けると、受講者の苦手な学習項目を自動的に分析・抽出し、集中的に学習させる機能がある。

ネット講座を導入する企業は新たなハードやソフトを購入せずに済み、研修担当者は社内の受講者全員の学習の進み具合を随時チェックできる。

ネットラーニングはマイクロソフトの「MCP」や日本オラクルの「オラクルマスター」といったIT関連資格の対策講座を独自に開発・提供している。MCPは試験会場に設置したパソコンを使って受験するため、模試の特徴を生かせるとみている。