Press Release ~プレスリリース~

ネットラーニング
デジタル修了証明書 『オープンバッジ』 発行開始

eラーニング業界最大手の株式会社ネットラーニング(代表取締役社長:岸田 徹、本社:東京都新宿区)は、同社が提供しているeラーニングコースの受講者向けに、オープンバッジ発行サービスを本日(2020年7月9日)開始しました。
「学歴より学習歴」といわれる時代において、学習歴の証明とその信頼性は大変重要視されてきています。オープンバッジ(※1)は、ブロックチェーン技術を使うことで、改ざんや偽造を不可能とし、信頼性が高く、インターネット上でいつでもその内容を証明することができる、デジタル修了証明です。世界標準規格で定められたオープンバッジは、数年間で世界で1億個ちかく発行されたとも言われています。そして、日本でもいよいよ本格的なオープンバッジの発行がはじまります。ネットラーニングは、毎年約1,000万人の受講生がおり、今年度のオープンバッジ発行数は数百万個を見込んでいます。海外では、オープンバッジの発行により学習意欲が高まりさらに修了率も上がったという報告があります。オープンバッジの発行開始から数週間で学習者数が129%増加し、さらに修了した学習者数は前年比の226%増加した、という数字から見ても、学習意欲が単なる興味本位ではなく最後の学びまで継続する力をも生み出したと言えるでしょう。企業においてオープンバッジを発行したところ、従業員とのエンゲージメントが高まったという報告もあります。
日本でも、2020年4月のサービス開始からわずか3ヵ月で、すでに国際教養大学など16社・校ほどが、発行済みまたは発行に向けて準備中です。


【サービスコンセプト】
ネットラーニングの LMS (ラーニング・マネージメント・システム)は、世界ではじめて、「オープンバッジ」の全機能(※2)を装備する LMS として、IMS Global Learning Consortium によって2020年5月に認定されました。

デジタルトランスフォーメーションによるビジネス変革の必要性がますます高まる中、求められる人材スキルは高度・多様化しています。また、働き方の変化により、集合研修からオンライン研修への切り替え、求められる人材スキルの高度・多様化へ向けた個別学習の必要性など、人材育成は大きな変革期を迎えています。社員の学習意欲を高め、自律的・自発的な学習を促進し、各社員の持つスキルの見える化を一気に加速する人材育成の革新的なサービス「オープンバッジ」によるスキル証明は、人材育成が抱える新たな課題に対し大きな解を与えるでしょう。

【教育・研修・学習プラットフォーム+オープンバッジで実現する優位性】
人材育成を担当する研修担当者は研修の企画運営段階から実施および実施後の管理、デジタル修了・資格証明書であるオープンバッジの発行にいたるまで、そして受講者においては研修受講後のオープンバッジの受領ならびに管理にいたるまでの全工程を1つのクラウド型プラットフォーム上で行うことが可能となりました。さらに企業や団体においては発行されるオープンバッジをベースに、各個人のスキル情報を使用した人材活用も可能となります。
1つのクラウド上のプラットフォームにて人材育成と人材活用をシームレスに行うことができます。

 (図1)実際に発行するオープンバッジ
(図1)実際に発行するオープンバッジ


【オープンバッジ発行対象eラーニングコース】
ネットラーニング情報技術シリーズより9コースにオープンバッジを発行いたします。
・ はじめての情報技術
・ はじめてのアルゴリズム
・ C言語プログラミング Step1
・ C言語プログラミング Step2
・ Eclipseで学ぶ!実務 C言語プログラミング
・ 【Java SE 8 対応】 Java プログラミング Step1
・ 【Java SE 8 対応】 Java プログラミング Step2
・ 【Java SE 8 対応】 Java プログラミング Step3
・ Python プログラミング Step1

今後オープンバッジ発行対象コースを増やしていく予定です。
ネットラーニングが提供するeラーニングコースにオープンバッジを発行することで、受講者の自律的・自発的な学習を促進し、90%の修了率を誇るネットラーニングの講座修了率をさらに押し上げます。


 (図2)オープンバッジ受領者画面:バッジを貯められるオープンバッジウォレット
(図2)オープンバッジ受領者画面:バッジを貯められるオープンバッジウォレット


※1 オープンバッジとは、IMS Global Learning Consortium (IMS Global) が定める、世界標準技術によってデジタルな修了・資格証明書です。
日本IMS協会のオープンバッジに関する参考資料。
http://imsjapan.org/imsglc20190625.html

※2 ネットラーニングは、オープンバッジの3機能すべてを、IMS Global に認定されました。
・発行機能(Issuer) ・表示/検証機能(Displayer) ・登録/出力機能(Host)
https://site.imsglobal.org/certifications/netlearning-holdings-inc/multiverse


【株式会社ネットラーニングについて】
ネットラーニングは、導入企業・団体のべ5,166社(校)、6,213万人のユーザへ、オンライン教育・研修・学習のデジタルソリューションを提供しています。1998年設立以来、クラウド型のプラットフォームを利用し、eラーニング最大手企業として培った知識と経験を基に、デジタルトランスフォーメーション(DX)時代における効果的な学びと成果をもたらすトータルソリューションを追求しています。(2020年6月末現在)

社名 株式会社ネットラーニング
代表者 代表取締役社長 岸田 徹
設立 1998年
本社所在地 東京都新宿区西新宿7-2-4 新宿喜楓ビル3F
事業内容 教育・研修・学習デジタルソリューションサービス
URL https://www.netlearning.co.jp/


【報道関係者ならびに当プレスリリースに関するお問合せ先】
株式会社ネットラーニング 広報 猪股(いのまた)美和
e-mail:pr@netlearning.co.jp Tel:03-5860-6111