一般社団法人 情報処理学会様 導入事例 一般社団法人 情報処理学会様 導入事例

一般社団法人 情報処理学会 事務局長 木下 泰三 氏

利用サービス:オープンバッジ


【導入の目的】
・オープンバッジによる、デジタル認定証の導入

【導入の決め手】
・デジタルなバッジで認定が証明される分かりやすさ
・オープンバッジの共有力(SNS、HP、メール等でのシェア)
・将来のさまざまな使用用途の広がり

【得られた効果】
・このオープンバッジ認定証により、取得した認定の容易な公開を実現し資格取得者の利便性と活用性を高めた

CITP認定情報技術者制度
本学会では「認定情報技術者制度」(CITP制度)を創設しています。この制度は、高度の専門知識と豊富な業務実績を有する情報技術者に「認定情報技術者」(CITP:Certified IT Professional)という資格を付与することにより、その能力を可視化するとともに、資格を有する情報技術者からなるプロフェッショナルコミュニティを構築することを目的としています。

CITP制度は、日本企業の間に広く普及しているITスキル標準(ITSS: IT Skill Standard)を参照モデルとした制度です。ITスキル標準では情報技術者のレベルを7段階に分けて定義していますが、本制度はレベル4以上の上級技術者を対象としています。そしてCITPは、IT業界で唯一の国際認証資格です。ITスキル標準+国際標準の準拠に必要な要件に従った評価方法に基づき、所定のレベルに相当する能力を有すると判定された技術者をCITPとして認証し、情報処理学会が紙の認定証を発行しています。2021年9月からはデジタルの認定証として「オープンバッジ」の発行も開始しました。

ITプロフェッショナルの能力を可視化するオープンバッジの活用
オープンバッジは、世界で広く利用されているデジタルバッジ(電子的な認定証)です。世界的な技術標準規格に準拠しており、バッジの受信者はそのバッジを、SNSやメールなどで共有したりすることができます。また取得した認定証の内容確認を行ったりすることができ、すでに世界で推定1億個以上発行されているものです。
本会が発行するCITP認定証のオープンバッジには、CITPの認定番号や3年間の有効期間などとともにその資格内容に関する説明が記載されます。
オープンバッジは画像ファイルのためポータビリティにすぐれ、取得者が保有する能力を可視化し、そしてさまざまな場所で共有することができます。

今後オープンバッジに期待すること
労働力の流動化により転職などが増えていくと考えられます。この時、企業の立場として、CITPのバッジが採用要件として積極的に活用され、また、企業内での異動の時にも使われ、バッジをもっていることにより証明されるITプロフェッショナルの能力が社会に評価される世の中を実現していきたいと考えています。
本会が発行しているCITPのバッジは、その評価の基準としてITSSに基づきつつIFIP IP3の国際認証得た資格保持者であることを担保いたします。他方、現状においては全てのオープンバッジが国際標準に準拠等の裏付けを伴うものではないとも認識しています。
将来、各々のオープンバッジが何を認証し、どのような信用を与えるものなのかの裏付けの確かさも保証された仕組みになることにも期待いたします。

一般社団法人 情報処理学会について
情報処理学会は、1960年の設立以来、発展する情報処理分野で指導的役割を果たすべく活動しています。

関連ウェブサイト

オープンバッジとは
多くの成功事例を生み出し、全世界で利用が加速する人材育成の革新的なソリューション、デジタル証明/認証のオープンバッジです。
オープンバッジを利用し社員のスキルの可視化と人材育成をより加速させることが出来ます。
オープンバッジは社員の学習意欲を高め、自律的・自発的な学習を促進し、スキルの見える化によってタレントマネジメントや人事評価にも利活用できます。詳細はこちらから。



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