NetLearning in News ~掲載記事一覧~

塾ジャーナル 2006年(平成18年)4月5日 (18頁)

個人向け需要を逃すな、ネット教育、語学に商機

 キヤノンや小学館などが出資するインターネット教育会社、ネットラーニング(東京・新宿、岸田徹社長)は、語学分野の教育事業を本格展開する。携帯音楽プレーヤーなどで再生する「ポッドキャスティング」を使った英会話講座を始めたほか、ウェブサイト上のeラーニング方式の中国語講座も進出する。ネット教育市場の個人向け需要を掘り起こす狙い。
 ポッドキャスティングの英会話講座は「イングリッシュ・アヤ・ポッド」。週2回無料で配信し、1回分は30分程度。ネーティブスピーカーによる会話、訳や文法説明などを盛り込む。利用者は同社サイトや i チューンズミュージックストア(iTMS)から音声のデータを取り込める。ネットラーニングの国内のネット教育市場は企業研修での利用が中心だが、「iPod」を使った語学教育に人気が集まるなど、語学分野は個人の需要増につながるとみている。