NetLearning in News ~掲載記事一覧~

日経産業新聞  2001年(平成13年)10月31日 29面

先端を行くベンチャービジネス 
ネットで英語試験対策
 

英語能力テスト「TOEIC」などの対策講座をインターネットや携帯電話を通じて配信するベンチャー企業が相次ぎ登場している。従来TOEIC対策といえば、英会話学校に通学するか、市販の問題集を使って自宅学習するのが主流だった。新サービスならオフィスや電車の待ち時間などに利用できる。

TOEIC向け

ネット研修のネットラーニング(東京、岸田徹社長、03・5338・7411)は企業の社内研修向けに「TOEIC直前対策コース」をASP(アプリケーション・サービスプロバイダー)方式で提供している。受講料は一人九千八百円。

ネットに接続できるパソコンがあれば、会社だけでなく自宅でも学習可能。コンテンツ(情報の内容)や学習履歴はサーバーに保存するため、CD-ROM(コンパクトディスクを利用した読み出し専用メモリー)などを持ち歩く必要はない。講座中の試験結果をもとに、受講者が苦手な項目を分析、繰り返し学習させる機能がある。

主に社内研修向け需要を想定しているため、企業の管理者が受講者の学習履歴や模擬試験結果などを一括して確認できるようにした。十一月以降、受講者ごとに学習指導者がつく「実力養成コース」(一万五千円)や「総合対策コース」(二万八千円)などを順次始める予定だ。

(記事内当社紹介部分抜粋)