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11月1日に設立4周年を迎える一般財団法人オープンバッジ・ネットワークは、来る11月29日に記念シンポジウムを開催いたします。
オープンバッジは、企業の研修修了や社内資格認定、大学では単位取得や卒業証明・履修証明、資格認定団体では合格証や会員証といった、知識・スキル・経験の可視化へ向けた発行が進んでいます。さらに大学等の高等機関での学位といった単位ではなく、短期間で特定の領域を学びスキルを身に着ける「マイクロクレデンシャル」に、リスキリングを推進する企業からも大きな注目が集まっています。このマイクロクレデンシャルにもオープンバッジを発行して従業員のスキルの可視化を実現し、リスキリングを効果的に進める動きが企業においても増えています。
今回、当シンポジウムの前半では、これまでのオープンバッジの発展を振り返りながら、マイクロクレデンシャルをはじめとした動向を、そして後半では、先駆的に活用に取り組まれている3団体より導入のポイントや成果、今後の狙いについてお話いただきます。
オープンバッジを通したこれからの人材育成や組織変革について考える機会になりますと幸いです。お申し込みをお待ちしております。
1.13:30~ 「人材戦略実現へオープンバッジの決定的な役割 ~さらに3.0がひらくあたらしい世界~」
当財団 代表理事理事長 岸田 徹
2.14:15~ 「マイクロクレデンシャルの世界的な潮流」
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 特任教授 井上 雅裕 氏
3.14:55~ 自治体での活用事例 藤枝市民大学
藤枝市 企画創生部企画政策課 主幹 津島 さおり 氏
4.15:25~ 企業での活用事例① 日本新薬株式会社
DX人財育成課 課長 小林 佐和子 氏 / HR戦略課 課長 重野 大介 氏
5.15:55~ 企業での活用事例② 旭化成株式会社
取締役 兼 専務執行役員 久世 和資 氏
16:30 閉会
●藤枝市民大学
静岡県藤枝市は、“いつからでも学び、チャレンジできるまち”に向け全世代型教育都市づくりの基礎として「藤枝市民大学」を開学。デジタル社会における人づくりモデルを確立するための教育メニューの展開とその履修に実効性を持たせ、確実に就職や転職、起業につなげる取組として国内自治体として初めてオープンバッジを発行しています。
●日本新薬株式会社
全社員の自律的な学びと生涯学習を促す「NSアカデミー」を開講。手挙げによる研修を受講した社員やサステナビリティ関連の活動等に参加した社員など、自律的自発的に取り組んだ人へ、「知識バッジ」「参加バッジ」を付与しています。
●旭化成株式会社
事業高度化のためあらゆるバリューチェーンにおけるDXの取り組みで数々の成果を出しており3年連続で「DX銘柄」に選定されています。全従業員4万人のデジタル人材化に向けたDX教育でオープンバッジを活用し、スキルの見える化により、社員の自律的・自発的な学びを促しています。