社会人の大学等での学びを応援するマナパス

公開日:2024/1/11(木)

筆者:岸田努(株式会社ネットラーニング 代表取締役社長)

マナパス新しいウィンドウで開くをご存知でしょうか?「マナパス」は、「学びのパスポート」を意味しており、文部科学省が委託し展開している社会人の学びをサポートするポータルサイトです。このサイトでは、多様な条件で大学や企業が提供する講座内容を検索できます。また、「在校生・修了生インタビュー」や社会のトレンドに合わせた社会人の学びに関する情報を提供する「特集ページ」、講座アクセスランキングなどもあり、学びを求める方へ有益な情報を提供しています。

引用:マナパストップページ講座アクセスランキング新しいウィンドウで開く
(上記は、2024年1月11日現在のアクセスランキング。マナパスサイト内でのアクセスランキングは、随時更新されるため、上記と変わる場合があります。

現在われわれは、少子高齢化、人生100年時代、Society5.0といった技術革新など、経済社会の大きな変化に直面しています。そうしたなかで、社会人が学び直しを通じてキャリアアップやキャリアチェンジを実現するために必要な能力・スキルを身に付けることが重要となっています。そして、先に挙げたマナパスのようなサービスを活用し、必要なスキルを身に着けていくことが求められています。

経済産業省が今後の人材政策などを検討するために設置した「未来人材会議」では、2022年5月末に公表された「未来人材ビジョン」のなかで、「意識・行動面を含めた仕事に必要な能力等」を56項目で示しています。

上記のような56項目からなる能力の需要に関する予測があり、とても興味深い内容となっています。2050年にはデジタル化・脱炭素化という大きな構造変化にともない、「注意深さ・ミスがないこと」「責任感・まじめさ」は需要が減少し、「問題発見力」「的確な予測」「革新性」などの能力が求められるようになるとのことです。

こうしたダイナミックに変化していく経済社会の需要に合わせて、社会人は学び直しを進めることが今後より一層強く求められていくと感じます。ネットラーニングはこうした取り組みを促進し活性化するために「社会人の学び直しを可視化する」オープンバッジを提供しています。先日、マナパスから受けたインタビューにてオープンバッジについて詳しく説明していますので、ぜひご覧いただければと思います。

マナパスでは利用者がマイページを作成することができ、マイページにて学習履歴を管理することができます。修了の証明としてオープンバッジの登録も可能です。

筆者のマナパスマイページのスクリーンショット

ぜひ、みなさまもマナパスに登録してこれからの時代に求められる能力を身につける学び直しをしてみませんか?無料で受講できる講座も多数ありますのでぜひ気軽に覗いてみてください。私はグリーン・スキルがとても気になっているので脱炭素で検索したら以下の選択がありましたので2024年に1講座は受講してみたいと思っています!

ネットラーニングが応援する学習NPO「Asuka Academy」も、マナパスに講座を多く提供しています。
海外で有数の大学の講座が無料で受けられます。MITのコンピュータサイエンスなど、常に人気の講座で、オープンバッジを取得できる講座もあります。日本語の字幕付きです!ぜひ気軽に学んでくださいね。
https://manapass.jp/portal/course/list/?search_str=Asuka新しいウィンドウで開く

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筆者プロフィール

岸田 努

株式会社ネットラーニング 代表取締役社長

外資系情報サービス企業で大手企業中心に情報システムを導入。2003年ネットラーニング入社。eラーニング市場作りと開拓を行い大手企業中心に販売。数々の研修を成功に導いた。2021年、代表取締役社長に就任。一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会、NPO法人デジタルラーニングコンソーシアムの理事。

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