Press Release ~プレスリリース~
アジア初!ブロックチェーン型オープンバッジサービス開始
~学びの可視化で、人材育成・教育・研修が変わる~
eラーニングによる教育・研修・学習デジタルソリューションサービス最大手である、株式会社ネットラーニング(代表取締役社長:岸田 徹、本社:東京都新宿区)は、教育・人材育成の革新的なソリューションとなるデジタル証明書のオープンバッジ(※1)の提供をアジアで初めて自社プラットフォームにて提供開始したことを本日(2020年4月2日)発表いたしました。オープンバッジは学習・研修・資格等の合格・認定・修了証明などをセキュアなデジタルなバッジで提供し、オープンバッジの発行、内容証明や検証、保管用のウォレット、オープンバッジの公開や共有など含めた、オープンバッジを発行する団体と、それを受け取るホルダーのためのトータルサービスです。ブロックチェーン技術を用いた信頼度の高いオープンバッジにて、まったく新しい人材育成・教育ソリューションを提供してまいります。
図1:オープンバッジ発行、受領、共有フロー
【オープンバッジの発行、受領、共有フロー】
企業の研修・資格団体・認定団体・検定団体・研修会社などから、オープンバッジがホルダー(取得者者)に授与されます。オープンバッジを受領したオープンバッジホルダーは、受領したオープンバッジを自分専用のウォレットへ貯めることができます。オープンバッジの内容はブラウザに表示させて確認したり、オープンバッジをSNSやメール等で公開・共有したりすることもできます。また、公開されたオープンバッジは、ブラウザ上で誰でも、オープンバッジが有効なものであるかどうかを、その内容とともに検証することができます。
【オープンバッジを通じたメリット】
1) オープンバッジ発行団体
・ 企業
▷ | 学習時間の増加 スキルを可視化できるオープンバッジの付与により、社員の自律的な学習時間が増加します。 |
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▷ | エンゲージメントの向上 オープンバッジを獲得した社員は、獲得しなかった社員より高いエンゲージメントスコアを出します。(※2) |
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▷ | 人材配置の向上 オープンバッジによって示された資格やスキルから、プロジェクトにより最適なチームを作ることが可能になります。 |
図2:オープンバッジを組み合わせた研修体系
・ 資格、認定、検定団体
▷ | 資格取得者の増加 取得した資格はSNS等にオープンバッジで容易に共有することができるため、スキルの可視化を望む資格取得希望者の増加が見込めます。 |
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▷ | 再受験・受講の促進 オープンバッジに資格の有効期限を設定することで、オープンバッジホルダー(取得者)に再受験・受講や申告等のタイミングを意識づけることができます。 |
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▷ | 事務作業の軽減 資格や認定証の紛失、内容確認といった問い合わせ作業を劇的に軽減します。 |
・ 研修会社
▷ | 修了証書のデジタル化 eラーニング、集合研修等、形態に捕らわれずに発行元を証明できるセキュアな修了証をオープンバッジで発行できます。 |
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▷ | 研修の可視化 研修で得たスキル証明を、受講者が社内やSNS等で共有可能なオープンバッジで提供することにより、研修会社が提供する研修の可視化を促進します。 |
・ 大学・教育機関
▷ | 学習意欲の向上 ゼミ等でのオープンバッジ発行により、意欲的に取り組む力を引き出すことも可能にします。 |
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▷ | 信頼度の高い学位・単位証明の提供 学位・単位証明などに、ブロックチェーン型の改ざんを防ぐ強固なオープンバッジを利用できます。 |
2) オープンバッジホルダー(取得者)
・ | 世界中のどの発行者が出したオープンバッジでも、自分専用のウォレットにまとめて保管し、管理できます。 |
・ | オープンバッジをSNSやメール等で容易に共有することができます。 |
・ | 公開、共有したオープンバッジは、誰でもその取得した内容の証明を行うことができるため、取得者が身に着けた知識やスキルを、高い信頼度のもと掲示することができます。 |
・ | オープンバッジを通して、就職や転職時に、どんな知識やスキルをいつ身に着けたのかなど、自分の強みを可視化して見せることができます。 |
・ | 自分の目指すキャリアに向けて、どの資格を取得していけばいいのか、目標とする人のオープンバッジをみて、学びのプランを立てることも可能です。 |
図3:オープンバッジの内容証明
【参照】
本年3月にオープンバッジの表示を行うDisplayerのプラットフォームとして、ネットラーニングが開発し運営しているMultiverse®(マルチバース)(※3)が、アジアで初めてIMS Global Learning Consortium(以下、IMS Global)に認定されました。昨年9月に発行元プラットフォーム(Issuer)として認定を受けて以来、ブロックチェーンの利用も含め、これまで順調にオープンバッジのトータルソリューションを提供する準備を行ってまいりました。
・ | ネットラーニングのオープンバッジトータルサービスについて: https://www.netlearning.co.jp/openbadge/ |
・ | IMS Globalについて(英語): https://www.imsglobal.org/ |
・ | Multiverse®のIMS認定国際標準規格一覧: https://site.imsglobal.org/certifications/netlearning-holdings-inc/140091/multiverse#cert_pane_nid_184331 |
※1 | オープンバッジは、IMS Global Learning Consortium(IMS Global)が設定した国際技術標準規格です。 詳細はこちらをご覧ください。 https://www.imsglobal.org/initiative/advancing-digital-credentials-and-competency-based-learning |
※2 | 日本IMS協会より。詳細はこちらをご覧ください。 http://imsjapan.org/imsglc20190625.html |
※3 | Multiverse®は、ネットラーニングが開発・運営・ソリューション提供をしているクラウドベースの学習・研修用プラットフォームです。 |
【株式会社ネットラーニングについて】
ネットラーニングは、のべ5,951万人のユーザ、5,072社(校)へeラーニングを提供して参りました。ネットラーニングは、eラーニング最大手企業として培った知識と経験を基に、教育・研修・学習のデジタルソリューションサービスを提供しています。当社は1998年設立以来、ITの力を使った効果的な学びを追求し、クラウドを利用したプラットフォームでのeラーニングを提供して参りました。現在、ネットラーニングはデジタルトランスフォーメーション(DX)時代における効果的な学びと成果をもたらすトータルソリューションを提供しています。(2020年3月末現在)
社名 | 株式会社ネットラーニング |
代表者 | 代表取締役社長 岸田 徹 |
設立 | 1998年 |
本社所在地 | 東京都新宿区西新宿7-2-4 新宿喜楓ビル3F |
事業内容 | 教育・研修・学習デジタルソリューションサービス |
URL | https://www.netlearning.co.jp/ |
【報道関係者ならびに当プレスリリースに関するお問合せ先】
株式会社ネットラーニング 広報 猪股(いのまた)美和
e-mail:pr@netlearning.co.jp Tel:03-5860-6111